ニコレッティの基礎知識-その1

ニコレッティの基礎知識01

ニコレッティ

NICOLETTI(ニコレッティ)は「快適さ」・「品質」、そして「デザイン」に並々ならぬこだわりを持った、イタリアを代表するソファーブランドです。「デザイン王国」イタリアならではの磨かれたセンスと明るい発色・それを支える伝統的な技術力が魅力で、皮革の品質にも定評があります。

ニコレッティが創立されたのは1967年、イタリア南東部にある町マテラにて、現在の会長である Mr.Giusseppe  Nicoletti氏によりソファーとアームチェアーの生産から始まりました。以来革製品の伝統のあるイタリアでの自国生産にこだわるハンドメイドの製品は、世界の審美眼を持った人々に認められ、そのグッドデザインは、世界中の超高級ホテルや高級デパートなどでも採用されています。

ニコレッティニコレッティでは、高品質を維持するために全てイタリア国内にて企画・生産をおこなっています。出来上がった製品の安全性においてもいち早く環境基準規格の「ISO」を取得し顧客への安全性とともに従業員の健康安全や自然環境への配慮にも気を配っています。

ソファの品質と快適さへの追及の為には、フレームはブナや松を使用したハンドメイド。この木枠に、体重を均等に分散させる為、ポリプロピレン60%、天然ゴム40%の伸縮ベルトを格子状に張ってあります。この伸縮ベルトは60〜80mmの幅で、60%伸縮率をもち1本で約70kgの重さまで耐えられます。また座や背のクッションは高密度でやや硬めのポリウレタンフォームを使用し、更にダクロン(ポリエステル綿)、や羽毛で包んでいます。ニコレッティが使用しているポリウレタンフォームは、毒性のない素材から作られており、オゾン層破壊の原因になっているプロパンガスは含まれておりません。 またラインの美しさを作り出すためには、素材の柔軟性を活かしたアルミ製の脚を多用しております。

ソファに使用される牛革は、イタリア国外(ドイツ、イギリス、ニュージーランド、オーストラリア等)より輸入。特に環境面での基準の厳しいドイツから、牧畜段階から品質管理された良質で大きな革を輸入し、イタリア国内の工場にて加工し、厳重な品質検査ののち使用しています。

ニコレッティ社ではソファの美しさを決める、革の品質選定を注意深く行い、厚さ・シボ・種類等によってランク分けをしています。ソファを選ぶ際には、実際に革サンプルを利用し、革の違いを確かめることができ、また200色以上にも及ぶ革の中からお好みの革やカラーを選択することが出来ます。イタリアンカラーと呼ばれる、他国には出せない独特の発色が楽しめます。
ソファの顔ともいえるデザインはコンテンポラリーなスタイルから最新のモダンスタイルまで、常時200種類前後のバリエーションがあります。またその中には20年以上愛され続けている、ロングセラーモデル(Ambassador)なども存在します。ニコレッティのデザインは、古典的な重厚感あふれるソファにアルミ製の脚などを付け、軽さを表現したことが魅力です。またアモーレの国らしく女性の曲線を意識させるような美しいフォルムや実際に座った時に包み込まれるような柔軟性もニコレッティならではのものです。イタリアンカラーをまとった陽気な若々しいイタリア女性のような明るさがリビングを華やかに彩ります。

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