ソファの買い替え時期の目安について考えてみましょう。基本的には、ソファの傷みが目についてきた時、座り心地に変化が出てきた時、でしょうか。ソファの表面の色が剥げたり、表面にひび割れが出たり、破けたりなど、傷みに関しては目で見て確認ができるので、分かりやすいですね。座り心地の変化としては、ソファに座った時の弾力を目安にすると良いと思います。あまり弾力を感じなくなった、肌触りが悪くなった、と思った時など。
ただ、ソファの買い替えの時期ですが、使用する商品によってかなりの差が出てきます。それは、素材として使用されている革に違いがあるからです。質の良い革が使用されているソファは、正しくお手入れすることで、かなりの期間使用することができます。革そのものは色合いが変化してきますが、本革ソファは、その変化も楽しめます。
革の表面のひび割れがひどくなった、傷みが激しくなったと感じたなら、新しいものに張り替えることもできます。質の良い本革張りソファは、メンテナンスを行うことで、まさに一生モノの家具となります。ですので、革張りソファの場合は、買い替え時期というよりも、革の張り替え時期とった方が良いかもしれません。
質の良い革張りソファの選び方としては、家具に詳しくない方の場合、ある程度の価格以上ものを選択しておくことですね。安価なソファは、劣化も激しく、使い方によっては数年でだめになるケースもあります。ビニールレザー、ソフトレザーといった、合皮素材のソファは比較的安価に購入できますが、耐久性は、やはり本革ソファに比べ格段に低くなります。低価格で手に入れたソファですと、張り替え代金を払ってまで使い続けるより、買い替えを考える方のほうが多いでしょう。また、良いソファは表面の革部分だけでなく、内部構造も長期の使用に耐えうる、しっかりとした造りになっていますが、安いソファでは構造自体が長期使用に向いていない場合も。
気に入った家具は、できるだけ長い期間使いたいものです。そのためには、購入する際、良い品質のものを選択しておく必要があります。安価なソファを数年ごとに買い替えるよりも、お気に入りのソファをメンテナンスしながら大切に使い続けたいという方は多いと思います。家族やパートナー、友人との思い出が詰まったソファを処分するのは、さみしいものです。革張りソファは、そんな人にぴったりのインテリアです。ライフスタイルや家族の形が変わっていくことはありますが、それもまた、新しい思い出としてソファに記憶されていくでしょう。
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